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最低限覚えておきたいゴルフの基本ルール

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ゴルフは「どれだけ少ない打数でコースを回れるか」を競うスポーツです。 ゴルフのスコアは基本的に「空振りを含むボールを打った数+ペナルティにより加えられる罰打の数の合計」でカウントされます。ここでは実際にゴルフをプレーする際、最低限覚えておきたいルール(トラブルとペナルティ)をご紹介します。

(例)1打目がOBとなって打ち直した場合、「打った数が2回(2打)+1罰打=3打」となるので、次は4打目となります。

OB(アウトオブバウンズ)…1罰打

各ホールの規定の場所から外(プレーできる区域外)に出てしまったことによって発生するペナルティです。多くの場合、山や林の中など、ボールを打つことができない場所に設定されています。

■OBの場合の対処

ティショット(1打目)がOBだったら?
1罰打となり、3打目として再度ティショットを打ちます。
※ローカルルールで特設ティがあるコースでは、特設ティから打つこともできます。例えば、前進4打と表記されていたら特設ティから4打目として打ちます。

セカンドショット(2打目)以降がOBだったら?
1罰打となり、OBとなったボールを打った場所の近くで、グリーン上のカップに近づかないところにドロップ(膝の高さから真下にボールを落とす)して再度打ちます。

ペナルティエリアで救済を受けた…1罰打

コース内の池やクリークといった水域や、ブッシュや崖などの区域を「ペナルティエリア」と言います。このエリアに止まったボールは①1罰打で元の場所から打ち直す、②1罰打でペナルティエリア(通常赤杭で示されます)のボールが横切った地点から、カップに近づかない2クラブレングス以内のエリアにボールをドロップする、③救済を受けずに無罰でそのまま打つ、を選択できます。

空振り…罰打なし

空振りはペナルティにはなりませんが、1打としてカウントしてプレーを続けます。
例)1回空振りをして、もう1回振ってボールが飛んだ場合は「空振り1回(1打)+1回打った(1打)+0罰打=2打」となります。

グリーン上でマークをしないでボールを拾う…1罰打

ボールがグリーンに載ったときは、ボールの向きを調整したり、他の人のパッティングのじゃまになったりしないよう、プレー中のボールを拾うことができます。ただし、ボールを正しい位置に戻せるよう必ずマーク(自分のボールの後ろに目印を置く)しなければいけません。これを怠ると1罰打となります。

バンカー内の砂にクラブが触れる…2罰打

バンカーに入ったボールを打つ際、アドレスや素振りなど、ボールを打つ前にクラブが砂に触れると2罰打となります。バンカー内にある木の葉や石などの自然物(ルースインペディメントと呼ばれます)は、罰なしに取り除くことができます。
※アンプレヤブルの処置を選ぶ場合は、2罰打でバンカーの外(カップとボールを結んだ延長線を基準線として、そこから1クラブレングス以内)にドロップできます。

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