上田桃子プロがツアー撤退を表明
2024年11月3日に自身のインスタグラムにてツアー撤退を表明しました。同年11月14日~の大王製紙エリエールレディスで実質的なツアー引退となりました。
上田桃子選手は、2007年には年間5勝を挙げ、当時では史上最年少で賞金女王にも輝き引退までの間通算18勝を挙げるプレイヤーです。
経歴
上田桃子(うえだももこ)
1986年6月15日生まれ
熊本県熊本市東区出身
来歴
学生時代
10歳からゴルフを始める
中学生で熊日トーナメントジュニア女子の部で2連覇を達成
高校では九州女子アマ2位の成績を残す
高校卒業後、ティーチングプロの第一人者として知られる江連忠の指導を受けるため、兵庫県神戸市に移住する。
2005年7月
プロテストに3位で一発合格。LPGA新人戦 加賀電子カップで優勝
2006年
30試合に出場、内予選落ちは4回。
ベストフィニッシュはクリスタルガイザーレディスの3位。
当時の賞金ランクは13位(4,675万1,163円)。
2007年
1月に南アフリカで行われた第3回W杯に、諸見里しのぶ選手と共に出場。
4月に行われた「ライフカードレディス」でプロ初優勝を飾る。
11月のミズノクラシックで全米女子ツアー初制覇。同時に最終日7番ホール(485ヤード、パー5)で自身初のアルバトロスを達成。
当時、史上最年少での賞金女王に輝く。
2008年
舞台を米ツアーとしつつ、日本国内でも年間10試合以上は出場するという形で活動を続ける。
2008年は2勝、2009年と2011年は1勝を挙げた。
2012年
賞金ランキング80位に終わり、日本におけるシード権を喪失。
2013年
48位でシード権を回復する。
2014年
日本ツアーに専念して2勝を挙げ、賞金ランキング10位となった。
2017年
2勝を挙げ、賞金ランキング6位。
2018年
2度、2位タイなどの成績を残すも優勝には届かず。ランキングは21位の成績。
2021年
ZOZOと所属契約。
パナソニックオープンレディースでは同郷(熊本県)の後輩である大里桃子選手とのプレーオフを制して2019年以来の勝利を挙げた。
2024年11月3日
自身のインスタグラムにて今シーズン限りでツアーを撤退し、第一線を退く意向を発表。
2024年11月15日
大王製紙エリエールレディースで予選通過とならず、プロ20年間日本ツアー450試合を戦い終えた。