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アドレスの基本

2022.01.07

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ゴルフクラブを持って構えるゴルフスイングの基本動作のことを「アドレス」と言います。
何事も基本や基礎が重要であるように、ゴルフスイングにおいてもこのアドレスがとても重要。
アドレスはショットの80%を占めるもっとも重要な動作と言われます。
つまり、正しいアドレスができていないと正しいスイングができない、又はミスショットがでてしまうと言われるほどショット全体や打球に占める重要性がとても高いのです。

アドレスとは

アドレスとは、ゴルフボールを打つ前にゴルフクラブを持って構える基本的な動作全般のこと。
ゴルフ初心者は、まずアドレスをしっかりと身につけることが、上達へのポイントであると言われています。
アドレスは、ポスチャー(姿勢)、スタンス(足の位置)、ソール(接地面)の3つのポイントで構成されています。
正しく構えることができると、その後の動作が自然とスムーズになります。

スタンス幅はクラブが長いほど広く

スタンスとは足を広げたときのポジションのことを言います。
クラブの番手によって変わってきますが、まずは7番アイアンで自分なりの基準を決めてください。
7番アイアンで肩幅程度が適当とされています。ドライバーであれば、そこから1〜1.5足分広げてみてください。
アイアン→ウェッジと番手が小さくなればなるほどスタンスを狭く、ドライバー・FWなど番手が大きくなればスタンスを広げるようにして調整しましょう。
スタンスを広くとると、飛距離を稼ぎやすくなります。ホールの序盤、ドライバーでしっかりとグリーンに近づけたい場合は、できるかぎりスタンスを大きくするのが基本です。
一方、スタンスを狭くすると、飛距離は出なくなりますが、ボールをコントロールしやすくなり、ある程度ねらったところに、ボールを飛ばせるようになります。したがって、グリーンの近くで細かく寄せたいシチュエーションでは、アイアンやウェッジを選び、スタンスを極力狭くとることで、ピンポイントにカップまで寄せることができます。

アライメントはターゲットに対して平行に

アライメント(英:alignment)とは、並び・直線・照準といった意味で『構える向き』のことを言います。
肩・腰・膝の3つのラインがターゲットに対して平行になるようにアドレスしましょう。
プロアマ問わず「右を向いてアドレスしてしまいやすい」という特徴があります。ターゲットに対してまっすぐ構えてしまうと、自然と体が右を向くからです。

正しい方向を向く方法として、まずゴルフボールの後方に立ちターゲットを決めます。そして、自分とターゲットを結んだ線の1メートル先くらいに目印を見つけましょう。
目印になるものであれば、落ちている枝でも、芝の色が変わっている場所でも何でもOKです。
目印を見つけたら、自分・スパット(目印)・ターゲットを結んだ線に対して平行に構えてください。

アドレスでは「絶対に自分がターゲットを向かない」ように注意しましょう。自分がターゲットを向いてしまうと、体が開き目標が右にセットされてしまいます。

きれいな前傾を保つ

前傾角度(前傾姿勢)とは、上体を前に傾けた状態を言います。
アドレスで前傾角度を作るときは、背筋を伸ばしたまま、股関節(足の付け根)から曲げるようにしてください。
初心者だけに限らず、アマチュアゴルファーの多くがアドレスで、腰から曲げてしまう傾向があるようです。腰から曲げてしまうと、猫背になりスイング中に上体が前後左右にブレやすくなります。
逆に反り過ぎも力んでしまいよくありません。
きれいな前傾を保ったままスイングすることで、球をコントロールすることができます。

グリップの位置は変えない

クラブによってスタンスや姿勢が多少変わっても、グリップの位置はむやみに変えてはいけません。
最適なグリップのポジションを基準にして、スタンスや姿勢を組み立てることが重要ということになります。
ゴルフ上級者やプロの場合は、ホールの特性に合わせて臨機応変に、グリップの位置を調整しています。しかし、初心者のうちは、グリップの位置を固定するつもりでアドレスを組み立てたほうが上達が早くなると言われています。

膝の曲げ具合

膝の曲げ具合は、人によって様々ですが、アドレスで必要以上に膝を曲げすぎると下半身のフットワークが使えず、大きなパワーを生み出しにくくなってしまいます。
逆に伸ばしすぎると棒立ちの状態になり力が出ないだけでなく、ゴルフボールへのミート率も下がります。
アドレスを作ったら、最後にその場で2~3回程度、軽く足踏みしてみてください。力みが抜けてリラックスした状態で構えることができます。
重心はつま先側拇指球に掛かるのが理想。かかとに重心を持っていくと、後方に体が倒れやすくなるのでつま先側で踏ん張りましょう。太ももの前側で体重を感じられるようになるとGOODです。
安定してスムーズに振るためには、自分に適した膝の曲げ具合を見つけることが重要です。

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